住宅開発のせいで地元がとても住みにくい街になっていた話。
四年ぶりの実家で過ごす夏
わたしは現在大学4年生で、これまでは下宿をしていました。
夏休みに授業がある年もあったし、バイトをしていた時期もあったので、実家に帰ってくることはほとんどありませんでした。
卒業に必要な単位がほとんど取れて(予定)、下宿する必要がなくなったので今年の7月末からは実家に住んでいます。
地元について
わたしの実家は大阪の堺市にある、「ザ・郊外」といったところに位置しています。
昔から、けっこう便利だと言われる町で、市役所、病院やスーパー、駅といった生活に必要な施設は自転車で10分未満で行くことができます。
人口も多いほうなのでしょう。
小学校は、35人ほどのクラスが5つで、中学校になると40人クラスが6つありました。
そんな地元の夏を4年ぶりに体感しているところなのですが、以前に比べてとても住みにくくなったと感じています。
暑い
まず、なによりも暑い。
下宿は京都市だったので、さほど変わりがないだろうと思う人がいるかもしれません。
確かに気温はほぼ同じだと思います。なんだったら京都のほうが高いこともあるかもしれません
ですが、違います。全然違います。
京都ではエアコンどころか、扇風機さえ必要ありませんでした。
食後に暑くなったりした時にちゃちゃっとうちわを扇げば十分でした。
しかし、 地元ではエアコンがないと熱中症で死ぬおそれがあります。
それくらい暑いです。
少なくとも、うちわや扇風機でどうこうできるレベルを越えています。
開発されて住宅が増えた
(イメージ画像:出典)
暑くなった原因はこれだとおもいます。
もちろん地球温暖化をはじめとする気候変動も原因の一つだとは思いますが、4年間という短いスパンでの変化で述べるなら住宅開発です。
以前から空き地や駐車場が住宅に変わっていっていたのですが、最近はそれが激化しているように感じます。
水田や農地が住宅に変わり、公園の木々もなぜかなくなっています。
安全性を盾にして処分したのでしょう。
(住宅開発が温暖化の原因となっていることに関しては後日記事にするつもりです。)
また、副次的な結果として、遊び場が減ったこともあります。
小さいころは、田んぼでカブトガニを取ったり、虫と戯れる場所としてよく行っていました。
駐車場も、自転車の練習場として行っていたのをよく覚えています。
しかし現在では、住宅が密集しすぎていて、外で遊べる場は道路か公園しかありません。
その公園や道路でも、禁止されていることがたくさんあり、やはり住みにくいと言わざるを得ません。
これでは子供の遊びにゲームが集中するのも仕方ありません。
だって、社会がそうさせているようなものですから。
いずれにせよ、住宅開発は立派な問題です。
今後も研究トピックとして扱っていこうと思います。