オルタナティブな生き方を実践するための用語一覧③~人生を豊かに~【ヴィーガニズム】
今後、本サイトで具体的に扱っていく予定である用語を紹介していきます。
数がけっこうあるので、少しずつ更新していきます。
今回はヴィーガニズムについてのみです。
見逃したくない方は
とらばりうす (@simplekalab) | Twitter
のフォローをおすすめします。
ヴィーガニズム
ヴィーガニズム、または絶対菜食主義は、動物製品をつかわない生活主義のことであり、行う人たちのことをヴィーガン、または絶対菜食主義者といいます。
動物性の食品を食べないヴィーガンが一般的です。
しかし、種類がいくつかあり、動物性の食品を食べないことに加えて動物をつかった製品全般(たとえば毛皮の服)を一切使わないヴィーガニズムもあります。
ヴィーガンになる理由は人によって様々ですが、主な理由として、
- 現代の産業が動物にとって劣悪な環境であるから(倫理的理由)
- 動物性食品が健康に悪いから(健康的理由)
- 現代の産業が持続可能でないから(環境的理由)
があります。
私個人の意見は、ヴィーガニズムの方針には全面的に賛成ですが、実践には少し疑問が残ります。
倫理的な理由は、大量生産方式を改善すれば解決されます。
健康的理由は、科学的はっきりと証明、普及がされているわけではないので、いまのわたしには判断しかねます。
動物性食品をとらないと、ビタミンB12が欠乏することは有名な問題です。
実際に5年間ヴィーガン生活を行った人のビタミンB12の量を調べると、ひじょうにビタミンB12が減っていることが判明しています。(出典)
ほかにも、ヴィーガンの食生活は、タンパク質欠乏症や身体活動をつよめる女性の月経中断が指摘されています。(出典)(出典の論文はそれを考えてもヴィーガンは健康的であると述べていますが。)
ただ一方で、ヴィーガン男子チャンネルのダンテさん(@vegandanshi)は、多くの国際機関が、ヴィーガンを推奨していることを紹介しています。
まさに賛否両論
ですが少なくとも、わたしが以前4カ月ほどヴィーガンの生活をしていましたが、なにも健康上の支障はありませんでした。むしろ経済的、健康的にプラスが多かったと思います。
もっとも、産業の生存に関わる議論は、利害関係のせいで公にされないことが多々あるので真偽の判断が非常にむずかしいです。
環境的理由も、倫理的な理由と同様に大量生産をやめ、野菜中心の食生活にすることによって、持続可能な供給が可能だと思います。
上記に加えて、私がヴィーガニズムの実践に疑問があるのは、文化的理由にあります。
動物性の製品を使わないことは、多くの文化を失うことになります。
もっとも簡単な例で言うと、焼肉や魚の解体ショーのようなものはできなくなります。
ほかにも、イヌイットやオーストラリア人の原住民などには、狩猟を行う民族がいます。
ヴィーガニズムは彼らの生活様式を否定、反対することになります。
彼らの生活様式を否定もしくは失わせているのはヴィーガニズムだけではありませんが、文化を損失させることを実践するのはとても抵抗があります。
狩猟型原住民の文化損失に関する議論についての有用そうな論文があったのでリンクを貼っておきます。
わたし個人の意見としては、野菜中心の生活をしつつ、動物製品も適度に消費する
のがベストだと思っています。
基本的にどちらか極端になってしまうと、どうしても無理が発生してしまうと思うからです。
真偽は定かではありません。
ですが少なくともヴィーガンは健康上の利益が多い印象でした。
今後もヴィーガンの是非についてはアンテナを張っていきます。
竹だからといって全ての衣料品が環境にいいわけじゃない
日々シンプル化に関する情報収集をしているのですが、
ゼロウェイスト(ゼロ消費)の動画を見ていると頻繁に竹製品の紹介がされています。
たとえばこの動画では、竹繊維をつかった靴下の紹介をしていました。
彼女いわく、竹の靴下は履き心地がよくて地球にもやさしいため購入しているそうです。
日本では、竹が里山に大量発生しており本来の生態系を乱していること(竹害)は以前から知っていました。
彼女が言うように、もし竹繊維が地球環境にやさしく実用性のあるものであるなら、日本の竹害を解決する手段になるとおもい色々調べてみました。
日本にも竹繊維を扱う会社は複数あった
「竹 靴下」で調べてみると、
販売は楽天市場で多数おこなわれている上、製造していると思われる会社も出てきました。
その会社のある製品の素材をみてみると、
素材 レーヨン(TAKEFU)80%、ナイロン20%
とありました。
TAKEFUとは竹から作り出したレーヨンのことだそうです。
ナイロンが使われているので100%竹繊維を使用しているわけではないようです。
ナイロンは科学繊維なので、自然のものではありません。
そのため自然のものであるかどうかで言えば、答えはNOです。
しかし、ナイロンが20%含まれているからといってアウトであると断言するのはまったくよくありません。
ナイロンを使っているとしても、その生産と消費、再生産が地球の耐えれられる負荷量であるなら問題はありません。
その負荷量を測定することがむずかしいのですが、、、
ナイロンの話は今回は置いておきます。
レーヨンは地球環境に良いのか?
ナイロンよりも、レーヨン(TAKEFU)のほうが気になります。
そもそも、レーヨンとは何なのか。
わかりやすく説明してくれているサイトがありましたので載せておきます。
木材パルプを原料として、パルプの中の天然セルロースをアルカリ(苛性ソーダ)処理した後、二硫化炭素と反応させてセルロース誘導体をつくり、これをアルカリ溶液に溶解させて原液(ビスコースと呼ぶ)とし、この原液を細い孔が多数ある“口金”から酸性浴中に押し出し、繊維を形成させながら化学反応させて、セルロースを再生します。
レーヨンは、このような製法によるため、ビスコースレーヨン、または、ビスコースと呼んでいます。(引用)一般社団法人 化学繊維振興会(図・文章ともに)
今回は「竹」が上記の図の「木材」です。
簡単に言うと、竹を苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)でどろどろにしたものを、細くすることによってできたものが「竹レーヨン」のようです。
少し想像していたよりも化学的な工程を経ているようです。
レーヨンを作る工程で環境負荷が生じる
レーヨンの環境負荷に関して批判をするサイトが多数みつかりました。
たとえばこのサイト
製造時の環境への影響のため(製造時の二酸化炭素が発生する問題や、また、苛性ソーダ等の薬剤は劇薬に分類(直接触れると火傷したり、化学反応でガスを発生させたりするので、取り扱うのにはとても危険な代物です。)されており、環境汚染につながる恐れがあるなど)竹レーヨンを悪としている会社もあります。(参照:竹について思うこと(竹 ≒ 竹レーヨン・バンブーレーヨン ?!) | 麻福ヘンプ情報局
)
やはり、レーヨンは化学的な工程を経るのでどちらかというと環境にやさしくないものであるようですね。
竹はレーヨンにしなければ繊維化できないのか?
そもそもなぜ竹をレーヨンにする必要があるのか。
理由は簡単で、竹は節がありますよね。
その節のせいで、糸にするには短すぎるためです。
しかし、竹をそのまま糸にしている企業がありました。
こちらの靴下製造会社である「高井辰株式会社」は、レーヨンにすることなく竹100%をそのまま糸にしているようです。
が、詳しい情報がなにもかかれていないので、どのように竹を糸にしているのかはわかりませんでした。
おわりに
竹で作られた衣料品と聞くと、環境にやさしいグリーンなイメージがあります。
実際に竹は天然由来なので、100%土に還ります。
しかし、竹レーヨンであると話は複雑になります。
ですので、竹繊維だからといって短絡的に環境にやさしい、という思考は避けたいものです。
これはほかの例にも当てはまりますし、環境問題を語る上で非常に重要な視点です。
たとえば、リサイクルは環境問題対策の重要な手段ですが、リサイクルにも環境負荷が生じています。
しかし、そのことはあまり語られることはなく、リサイクルすれば環境にやさしいという短絡的な思考が促されていることは多々あります。
常に多角的な視野を持って物事を判断するチカラを養いたいものです。
できるようになりたいことリスト【Part 1】
わたしは現在大学4年生ですが、就活をしていない上に進路も決まっていません。
それは、これからの人生をどうしていきたいのかがはっきりしていないことが理由に挙げられます。
とはいっても、学びたいこと、できるようになりたいことがないわけではありません。
今回は、できるようになりたいことをリスト化し優先順位をつけることでこれからの進路を明確にしていきたいと思います。
【2017年8月18日】とりあえずリスト化だけします。そのため順序不同です。
1. 自らで電気を発電する
→基本知識、ソーラー発電、水力、風力?
電気をとりあつかうのであれば、基本的な電気に関する知識を学ぶことは欠かせません。ソーラー発電を初めて行ったときも、銅線の取り扱いが適切でなかったため火花が散り、煙を起こすことになってしまいました。
また、マルチメーターを使って電気を計ろうとしたのですが、アンペアの計り方がよくわからずそのままです。
また、発電の仕方はたくさんあります。
どの発電方法が最も有効であるかは気候や土地、環境に大きく影響されます。
例えば川が近くにあり、水流が強ければ水力発電がいいでしょう。
晴れの日が多く、日照時間が長い土地であれば太陽光発電がいいでしょう。
こういった要素を正確に把握するためにはそれなりの知識が必要となります。
電気工事士、環境計量士?
基本知識を効率的に得ようとするなら、電気工事士の資格をとることが有効だと思っています。
そもそも中規模以上の電気環境の設立には電気工事士の資格が必要なようです。
どの発電方法が良いかを学ぶ方法は電気工事士に比べてより複雑です。
わたしのいまある知識で考えられるのは環境計量士です。
この資格は電気に限ったことでありませんが、幅広い環境の判断が出来るのはむしろいいことでしょう。
2. 火を自在にあつかう
火は調理するときや入浴時にほぼ必須のものです。
しかし、ガスコンロやライターなどがない場合、知識や技術がないと火を簡単に起こすことはできません。
火の起こし方
簡単な方法でいえば、虫眼鏡で焦点を合わせて起こす方法があります。
ほかにも原始的なキリモミ式、ゆみぎり式、火打ち式など様々あります。
火をおこす方法も環境や資金量によってベストな方法は異なりますが、専門的な知識が必要なほどではないでしょう。
ロケットストーブや薪の取り扱い
しかし、火を大きくしたいとき、安定させたいときにはより複雑な道具が必要でしょう。
ロケットストーブや薪は火力のコントロールをするときに役立つものです。
取り扱いができるようになっておいて損はないでしょう。
3. 水を確保する
水は人間にとって絶対欠かせないものであるにもかかわらず、世界的にその入手は徐々に困難になってきています。
2025年には世界の2/3の人が安全な水のアクセスができなくなるといった話もあります。
水の入手場所(川から、公共施設から、井戸掘り?)
とはいっても、日本で飲み水を確保することは世界全体と比べればさほど難しくありません。
飲食店にいけば基本的に水はタダですし、水道の水も飲めます(完全に安全かどうかは定かではありませんが。)
しかし、自力で水を得るとなるとやはり簡単ではありません。
近くにきれいな川があれば問題はないでしょう。
もしなかったら公園などで公共の水を拝借することになるかもしれません。
条件が合えば井戸を掘ることも考えられます。
なんにせよ、いまのわたしでは知識が足りず正確な判断ができません。。。
有用そうな資格もわからなかったので、さらにリサーチが必要です。
おわりに
現時点で、あと7つやりたいことがあるのですが、ひとつひとつ説明していると思ったより長くなってしまったので、パートに分けたいと思います。
すべてできるようになれば、周りの環境に左右されずに生きることが出来るようになります。
それは最終目標とは言えませんが、金銭的収入がない私にとってまず目指したいところです。
はじめて野宿をして確信した一つの事実。
先日、はじめて野宿をしました。
前々からやってみたかったのですが、なかなか機会がなくてやらずにいました。
ですが、友人に会うために、一泊二日で遠出することになったので、野宿をしてみました。
なぜ野宿をするのか?
大きく分けて、理由は二つあります。
ひとつ目は、節約のため。
ネットカフェやカラオケが安めの選択肢としてありますが、それでも1000円以上はかかってしまいます。
住居費や宿泊費を抑えることが出来れば、ほかにより多くのお金をかけたり、低予算で旅行を実行できるようになります。
弾丸旅行などで、もし泊まる場所がなくても、精神的に追い詰められる必要もありません。
ふたつ目は、路上生活者(ホームレス)の気持ちを少しでも理解できると思ったため
路上生活者は、社会的弱者の代表といっても過言ではないでしょう。
解決されなければならない問題であると同時に、彼らはオルタナティブな生活をしている人たちであるとも言えます。
特に、坂口恭平さんの「ゼロから始める都市型狩猟採集生活」で紹介されているホームレスの方々は、資源を最大限まで活用できる術を知っています。
野宿することで少しでも路上生活者のことがわかるのではないかと思いました。
準備物など
場所はとある都市部です。
所持品は、ハブラシ、汗拭きシート、ティッシュ、スマホ、鍵だけです。
事前に路上生活者が生息している地域を調べましたが、まったく情報がありませんでした。
ですので、地図を見て適当に河川敷を寝床にしようかな程度で野宿に臨みました。
必要なものは道中で入手
都心部から河川敷まではおよそ5キロあったので、道中でダンボールと求人誌を入手して、眠るためのものはそろえることが出来ました。
ほかにもスーツケースや毛布、発泡スチロールの箱やかばんなどを発見することができましたので、物質的に困ることはなさそうです。
河川敷につくと、橋があったので、そこの下で寝ることにしました。
橋があるので、車はよく通っていましたが、河川敷や橋の下はまったく人気がありませんでした。
実際の寝床はこんな感じです。
寝床に着くまでは、なんの問題もなく達成することができました。
就寝は12時前でした。
が、問題は寝ているときに起きました。
蚊のせいで寝れない
予想していたことですが、蚊が大量にわたしの血を狙って襲ってきます。
それを防ぐためゴミ袋で体を覆っても、侵入してくる上に暑すぎて寝れない。。。
しかしそれ以上できることがないので、汗だくになりながらも目をつむり夜が明けるのを待ちました。
1時間ごとに暑さと痒さで目が覚めていたのですが、3時ごろからなぜか蚊が近寄ってこなりました。
それ以降は、ゴミ袋を外し快適に寝ることができました。
夜が明けて
目が覚めたのは午前5時ごろでした。
すっかり明るくなっていて、河川敷ではジョギングや犬の散歩をしている人がいました。
長居は禁物。
来た時よりもキレイに掃除して、野宿を終了しました。
1日野宿を通じて確信したこと
たった一日野宿した程度でわかることはたかが知れています。
そもそもわたしには帰る場所があります。まったく路上生活者の人たちとは状況が違います。
それでも確信したことがあります。
それは、野宿自体が危険であるのではなく野宿をしなければならない環境や、周りの目のような精神的ダメージのほうが危険であること。
路上生活者が凍死する事件はよく耳にしますが、物質的な調達は容易にできます。
しかし条件があります。
生きようと思う意志です。
わたしは何が何でも生き延びるという強い意志を持って野宿に臨みました。
しかし、路上生活者の多くは生きることに絶望していると聞きます。
その絶望は他人の冷たい目や、家を失うことになってしまった経緯などいろいろなものから生まれているのでしょう。
これは何も路上生活者に限った話ではなく、社会的弱者全体に言える問題だと思います。
今後は、実際に路上生活者の方に会って実情を知り、報告したいと思います。
吉幾三「俺ら東京さ行ぐだ」を現代的視点で考察してみた~東京への憧れはもう古い~
わたしは基本的にテレビはみないのですが、ガキ使のファンです。
最近のお気に入りは、月亭方正さんと遠藤章造さんのアカペラで歌う「夏の終わりのハーモニー」です。
歌の実力があるにもかかわらず、後半の入るタイミングが食い違ってしまい、グダグダになってしまう感じがかなり好きです。
YouTubeは、放っておくとどんどん関連の動画が流れる仕様になっています。
わたしの人生を少しでもYouTubeに費やしてほしいのでしょう。
それで、放っておいたら、
ガキの使いのスタッフである中村プロデューサーの口パクが再生されました。
聞いていると、歌詞について思うことがいくつかあったので記録しておこうと思います。
憧れとしての東京はもう古い
みなさんもご存じだと思いますが、「俺ら東京さ行ぐだ」は田舎村の主人公が、いろいろなモノがある東京に憧れ、故郷を去ろうとする歌です。
この曲がリリースされた当時は、1984年です。バブル景気が起きる二年前ですね。
たしかに当時では、田舎でできることはかなり限られていたでしょう。
テレビどころか「ラジオも電話もガスも電気も無い」のですから、東京に生きたくなる気持ちもわかります。
ですが、それはもう昔の話です。
現代ではむしろ田舎のほうができることが多いといっても過言ではないでしょう。
有名なプロブロガーである、イケダハヤトさんのサイト名「まだ東京で消耗してるの?」
なかなか挑発的なタイトルですが、その通りだと思います。
東京をはじめとした都会では、消費する生活しかできないですから。
東京のつまらなさの本質は、消費的にしかなれないこと。
— イケダハヤト (@IHayato) 2017年6月18日
都市では、生み出すことができない。余地もないし、競合も多いし、規制もうるさい。創り出す喜びがない。
それに気づける人が、移住ムーブメントを支えているという構造。ぼくらは生産するために、移住したのです。
ほんとうにこのツイートは正しいと思います。
できることが限られる都会
わたしは現在大学4年生ですが、つい最近まで京都で一人暮らしをしていました。
今年の4月に、ふと植物を栽培したくなり水耕栽培をはじめたのですが、二か月後、見事にすべて土に還ってしまいました。
栽培をはじめてから心配していたことですが、確実にわかっている理由がひとつあります。
それは、日照時間が非常に短いことです。
植物の成長に光はかならず必要ですから、光が足りないと枯れてしまうのは当然です。
では、なぜ日照時間が短いか。
建物が密集しているからです。
建物が多いということは、人も多いです。
誤解を恐れないで言えば、
人が多いところでは、できないことが増えます。
簡単なところで言えば「電気、ガス、水道」といったライフライン。
電気やガス(火)は、場所さえあれば自分の手で生み出すことができます。
ちなみに、わたしは最近じぶんで電気を生み出しています。
simplificationlab.hatenablog.com
水も、山や川からの水を汲めば手に入れることができます。
しかし、都会ではほぼ不可能です。
なぜか。理由は2つあります。
- 場所がない
- 迷惑がかかる
説明の必要もないほど明らかなことですよね。
たとえば、火を薪から生み出そうとすれば、それを設置する場所が必要です。
幸い、わたしの部屋は一階で、庭が比較的大きかったのでその条件は満たしていました。
しかし、煙が上がるので近隣の方々に迷惑がかかる。
だから断念しました。
ほかにも京都でできないこと(もしくは有料なこと)はたくさんありました。
- 公園での花火やボール遊び
- 鴨川でのバーベキュー
- 騒いだり、歌ったりすること
- 農業 etc....
道のせまさも相まって、とても窮屈な場所でした。
逆に、田舎でできないことは何か
昔は、田舎はできないことだらけだったことでしょう。
しかし、いまはちがいます。
インターネットさえあれば都会でできて、田舎でできないことなどほぼないと思います。
仕事ならクラウドやネット通話でやればいい。
というか、無いなら作ればいい。
田舎へ移住したい。
とはいいつつも、モノを生産するには技術や知識、仲間がいるでしょう。
本サイトでは、田舎生活に限らず、オルタナティブな生き方をする方法を模索、研究していますので、他の記事も参考にして見てください。
P.S.
「俺ら東京さ行ぐだ」の歌詞に、
東京へ出るだ 東京へ出だなら
銭コア貯めで 東京で牛飼うだ
とありますが、実際に東京の練馬区で牛を飼っている人がいるそうです。
東京で酪農やらせてもらってます。―――小泉牧場 | つながってミール -食農プロジェクト-
小泉さんは、もともと牧場を両親から継いだようですが、歌の主人公が言うように銭コアを貯めても、牛を飼う場所と牛を買うお金を得るのは大変でしょうね。
<参考にした記事>
イケダハヤトさんの記事です。彼の囲いでもなんでもありませんが、純粋に彼の生き方は尊敬できますし、同意する点がおおいのは事実です。
地方移住して3年。メリットとデメリットを語ろう。 : まだ東京で消耗してるの?
<おすすめ記事>
はじめての方はぜひ。
simplificationlab.hatenablog.com
現在大学4年生ですが、就職活動はしていません。
simplificationlab.hatenablog.com
上にも載せましたが、はじめて太陽光で電気を作った時の記事です。
simplificationlab.hatenablog.com
オルタナティブな生き方を実践するための用語一覧②~人生を豊かに~【GNP、コード・カッティング】
今後、本サイトで具体的に扱っていく予定である用語を紹介していきます。
数がけっこうあるので、少しずつ更新していきます。
今回が2回目です。
見逃したくない方は
とらばりうす (@simplekalab) | Twitter
のフォローをおすすめします。
目次(五十音順)
GNH
GNH(Gross National Happiness)とは、ブータンがGDPやGNPに変わる指標として提唱した新しい指標です。
日本語訳は「国民総幸福」です。
GNHでは、経済成長ではなく、 国民全体の幸福度を測るために作られました。
特にこれまでのGDPやGNPと異なる点は、精神的豊かさを基準の一つとして設けていることです。
詳しくは、外務省が分かりやすく説明しているので貼っておきますので参考にして下さい。
GDPやGNPへの批判
GDPやGNPのような経済発展の数値では、様々な問題が指摘されています。
その中でも特に、ネガティブな経済が含まれることが問題だと思います。
ネガティブな経済とは、「防御的支出」のことで、 不幸である状態を改善するために起こる経済のことです。
分かりやすい例としては、自動車の交通事故です。
自動車事故によって、自動車を修理する経済と、ケガ人への医療費が発生しますが、GDPやGNPではこの支出が経済成長として含まれてしまうのです。
つまり、GDPやGNPの数値を上げたければ、 極端な話、自動車事故を起こしまくればいいということになります。
こんな指標が幸福を測るものとして正しいわけがないですよね。
GNHと似た概念として、GPIやグリーンGDPなどがありますが、これらも要研究です。
コード・カッティング
コード・カッティングとは、2010年ごろから北米で広まり出した、ケーブルテレビ(CATV)契約を解約して、インターネットの動画視聴サービスに切り替える消費者の行動パターンのことです。
背景としては、YouTube、Netflix、Hulu、アマゾンのプライム・ビデオといったインターネット動画サービスが普及したことがあります。
上記のサービスは、無料であるか、有料でもケーブルテレビと比べると圧倒的に安いです。
日本でもNetflixやプライム・ビデオは普及しつつありますね。
日本のケーブルテレビ会社であるJ:COMはかなり経営に苦労しているのではないでしょうか。
インターネット回線の質もしばしば批判される上に、コード・カッティングが普及していますからね。
ちなみに、わたしもテレビはほとんど見ません。
テレビを見ていないので、そもそも見たい映画やドラマが生まれる機会がありません。
<参考資料>
消えるケーブルテレビ? 米国で進む「コード・カッティング」の実態 :日本経済新聞
今回は2つだけですが、以上です。
【DIY】初心者・無資格の大学生が電圧を計ってみた~オフグリッド入門②~
前回、太陽光発電をDIYでやりましたが、電圧計がなかったために太陽光パネルのパワーをはかることができませんでした。今回は、電圧計を入手したので早速はかってみようと思います。
前回の記事はこちら
simplificationlab.hatenablog.com
火花が散ってしまった。。。
電圧計で計る前に、動作確認のためにバッテリーを繋げたところ、なぜか煙が出て、火花が散りました。
すぐにバッテリーを外して、煙が出たところを見ると、
真ん中の二つが絡まっていたようです。
(というか銅線のむき出しの部分が多すぎる。これでは絡まってもしょうがない)
銅線を抜いてみると、
見にくいですが、銅線がちぎれてしまっています。
むき出しの部分がないように、短めにカバーの部分は切り取りましょう(当たり前ですが、、、)
繋ぎ直したところで、
こちらの電圧計を使っていきます。
厳密に言うと、これはマルチメーターといって、電圧だけでなく、電流計や抵抗計としての役割も果たします。
アマゾンのリンクを貼っておきます。
早速はかろう!
とおもったのですが、つなぎ方がよく分からない、、、
直列でつなげばいいのか、並列でつなげばいいのか、、、
そもそも並列でつなぐとなると、また別のケーブルが必要になるんじゃないか、、
中学の理科の教科書にのっているようなつなぎ方はなんとなくわかるのですが、実際にやってみるとなると、どうしていいのやらさっぱり。
詰め込み教育の悪いところが出てしまいました。
なんとかたどり着いた結論として、
(こちらからお借りした図に手を加えたものです)
このように、末端の部分に電圧計を繋げればいいようです。
ものすごい単純なのですが、間違ったようにつないでしまうと取り返しのつかないことになるかもしれないから慎重なのです。(火花もみたところだし)
数値は
つなぎ方が分かったところで、恐る恐る計ってみると、、、
たったの0.3ミリボルト、、、、
今日は曇っているせいだろう。そう自分に言い聞かせました。
なぜなら0.3ミリボルトという弱小すぎる事実を受け入れたくなかったからです。
しかし、その後に晴れ間が見えたのでまた計ってみたところ、
0.8ミリボルト、、、、
曇っているときと比べて0.5ミリしか変わっていません。
これではスマホの充電なんてできるわけない。先日の記事はバッテリーでスマホを充電した報告になってしまう。。。まずい
しかし、あきらめきれずに他の部分でも電圧をはかってみました。
すると、、!
バッテリー部分
太陽光パネル部分
20ボルト弱出ています!(値が-なのはよくわかりませんが)
電圧の値をまとめるとこうなりました。
誤差があるので確証はありませんが、ソーラーパネルで発電された電気の大半はバッテリーへの充電に回されるようです。
けっこう電気が生まれているのが分かってよかったです。
しかし、電流のはかり方がわからないままなので、どれくらいのパワーがあるのかはっきりしていません。
また勉強して報告するつもりですが、分る方がいらっしゃいましたらぜひ教えていただけると幸いです。
<おすすめ記事>
simplificationlab.hatenablog.com
simplificationlab.hatenablog.com
simplificationlab.hatenablog.com